韓国・飲食店3000店に電話かけ「腹を壊した」…1000万円以上詐取、男性に実刑
【10月01日 KOREA WAVE】韓国各地の飲食店に虚偽のクレームを入れ、賠償金を詐取した罪に問われた男性被告(40)に対し、全州(チョンジュ)地裁は28日、懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。 被告は2023年6月から24年4月、全国の飲食店456店に「食事後に腹痛や下痢を引き起こした」とうそのクレームを入れ、合計1億ウォン(約1100万円)を詐取した罪に問われた。 被告は「食事が原因で腸炎になった。賠償金を払わなければ行政処分を受けることになる」と脅迫し、合意金を要求。店主らは処分を恐れてこれに応じていた。 店側が「食事をした証拠の領収書と診断書を提出してほしい」と要求すると、被告は直ちに断念していた。 捜査によると、被告は対象の飲食店を訪れたことがなかった。また、過去にも同様の詐欺行為で服役しており「出所後の宿泊費や歯の治療費が必要だった」と供述している。 地裁は「悪質であり、今回の犯行は再犯期間中だった」と指摘。「被害が回復されておらず、被害者らも厳罰を求めているため実刑は避けられない」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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