「非日常的な美しさ」広島・帝釈峡の神竜湖がライトアップ 暗闇に浮かぶ岩肌、水面漂う蛍演出
広島県神石高原町と庄原市東城町にまたがる国定公園・帝釈峡の神竜湖がライトアップされ、幻想的な夜景が広がっている。14日まで。 LED(発光ダイオード)投光器で雄大な岩肌や木々を照らし、赤や青へと変化する景色が暗闇と湖面に浮かび上がる。照明を取り付けたボート10隻も並べ、蛍をイメージした緑の光が湖を漂う。 両市町などでつくる実行委が昨年、国の名勝指定100周年、国定公園指定60周年を迎えた帝釈峡を引き続き盛り上げようと、紅葉シーズンを前に企画した。毎日午後6時半~9時に点灯する。 団体職員の女性(27)=三次市=は「鮮やかな紫色などの光が水面に映り、写真に撮ると非日常的な美しさ。湖に蛍が飛んでいるみたい」と見入っていた。