（写真：福島民報）

　２５日までの１週間に福島県内８２定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計８４４人で、定点医療機関当たりの感染者数は１０・２９人だった。前週（１２日～１８日）の１３・５５人より３・２６人少なかった。県が２８日、発表した。 　保健所ごとの感染者数は【表】の通り。県全体の感染者は前週の１１１１人より２６７人少なかった。年代別の割合は１０歳未満が２７・８％で最も多く、１０代は１５・２％。１０代以下が全体の約４割を占めている。 　県は感染を防ぐため、場面に応じたマスクの着用や、小まめな手洗い、換気などを呼びかけている。 ■福島県内インフル８９０人　前週比７９人増 　福島県内８２定点医療機関で２５日までの１週間に確認されたインフルエンザ患者数は８９０人だった。定点医療機関当たりの患者数は１０・８５人となり、前週（１２日～１８日）と比べて０・９６人増えた。県が２８日、発表した。

　県全体の患者数は、前週の８１１人より７９人多い。定点医療機関当たりの患者数を保健所別に見ると、会津が１６・３０人で最多だった。 　県によると、県内では主流がＡ型からＢ型に移行し、２５日までに確認された患者数の約８割がＢ型となっている。県は「一度感染した人でも再感染する可能性がある」と基本的な感染対策を呼びかけている。 　　　◇　　　　◇ 　県は１８日までの１週間に確認されたインフルエンザ患者数を７９９人から８１１人に修正した。相双保健所から追加報告があったため。