ぜひ日本へ! Jリーグに推薦したいアジア杯の各国代表選手(4)東南アジアの至宝! 10代から無双するアタッカー
AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)もベスト4が出揃い、いよいよクライマックスを迎えようとしている。大会を通してアジアのレベルアップとポテンシャルを再確認した人も多いのではないだろうか。今回は、出場した選手の中からJリーグに推薦したいアジアでプレーする各国の代表選手を紹介する。
FW:アリフ・アイマン・ハナピ(マレーシア代表) 生年月日:2002年5月4日(22歳) 所属クラブ:ジョホール AFCアジアカップ2023成績:3試合1得点0アシスト マレーシア代表は開催国枠で出場した2007年大会以来のアジアカップ出場となった。結果は1分2敗と勝利を挙げることはできなかったが、グループリーグ最終節では強豪韓国代表相手に3-3の打ち合いを演じて大きなインパクトを残している。 その中で2021年と2022年にマレーシアの年間最優秀選手に輝いた“至宝”アリフ・アイマン・ハナピは確かな輝きを放った。10代の頃から国内リーグで無双している22歳のアタッカーは、所属するジョホールで昨シーズン自身初の2桁ゴール2桁アシストを達成するなど着実に力を伸ばしている。 彼の持ち味でもあるドリブルは今大会でも十分に通用することが証明された。初戦のヨルダン代表戦でチームは0-4の大敗を喫したが、その中でも右の大外の位置から縦への突破と横へのドリブルを上手く使い分けて脅威となっていた。 大会を通じては味方との連係ミスが多いなどの課題も見えたが、最終節の韓国代表戦で自ら獲得したPKを決めるなど、未来に繋がるポジティブな形でカタールの地を去った。昨年末にジョホールと新契約を結んだこともあり今オフのJリーグ移籍は現実的ではないが、マレーシアが提携国の一つであることも踏まえると、獲得に興味を示すクラブは多そうだ。
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