長崎市の諏訪小学校では、30日、長崎くんちの演し物を子どもたちが披露する「諏訪っ子くんち」が行われました。 【写真を見る】長崎くんちの演し物を子どもたちが披露　諏訪っ子くんち 諏訪っ子くんちフェスティバルは、諏訪小学校の校区に長崎くんちの踊町が多くあることから毎年行われているもので、ことしで28回目です。 全校児童417人が出演。長崎くんち、6つの踊町による熱心な指導のもと1週間稽古を行いました。技と魂が受け継がれています。諏訪小の大海原をセミクジラが泳ぎます!威勢よく潮を吹き上げる様は、本家さながらです。 （鯨の潮吹き　大船頭 6年 浅野正宗さん）「長崎くんちとはまた違う小学校の中で一番の思い出になったと思います」 諏訪町直伝の龍踊。操る龍は、踊り町の龍よりも小さいですが玉を追う姿は迫力満点です。本物の龍方から受けついだ繊細な動きで観客を魅了しました。 （諏訪町龍踊保存会 高田信生副総監督）「この中から一人でも二人でもねどこの町内でもいいですから活性化のためにおくんちに出てもらいたいです後継者ですから」 力いっぱい、演し物を披露した子どもたち。今度は大きくなって長崎くんちの舞台を盛り上げてくれるはずです。