まちに元気届けよう! やんご祭りにぎわう 奄美市名瀬 黒糖焼酎で乾杯
鹿児島県奄美市名瀬の繁華街・屋仁川(通称・やんご)通りで7日夜、恒例の「やんご祭り2024」(奄美市社交飲食業組合主催)があった。酒類とおつまみセットの販売のほか島唄やダンスなどの舞台発表もあり、若者や家族連れでにぎわった。 忘年会シーズンも見据え、繁華街からまちに元気を届けようと企画。祭りの後に地元飲食店を利用してもらうため、今年は開催時間を例年よりも早い午後5時半~8時とした。 開会式で同組合の里原あけみ理事長は「短い時間ですが楽しんでもらえれば。2次会、3次会もぜひ屋仁川を満喫して」とあいさつ。来場者は奄美市の条例に基づき、奄美黒糖焼酎の乾杯で祭りの始まりを祝った。 歩行者天国となった通り一帯には椅子とテーブルが並び、特設舞台では島唄やバンド演奏などが次々と披露された。奄美市笠利町から友人と来場した平拓海さん(27)は「やんご祭りには初めて来た。焼酎は大好きで毎日飲むが、外で飲むのも楽しい」と笑顔で話していた。