消防団の役割理解 花巻・矢沢小児童が放水体験
花巻市消防団による出前授業は17日、市立矢沢小学校で行われ、同校3年生が地域で活動する消防団の役割や防災の知識に理解を深めた。 出前授業は子どもたちに地元の団員から消防団の役割を学んで関心を持ってもらうことで、将来の担い手育成につなげようと、市消防団4分団が企画。同分団の団員5人と市消防本部の職員2人が講師を務め、3年生59人が参加した。 児童は、団員が自分の仕事を持ちながら、ひとたび火災など災害が発生するといち早く現場に駆け付けて消防署員と共に初動対応に当たること、消防士との違いなどを学んだ後、プールで放水体験、校庭で消防団の小型ポンプ積載車、花巻中央消防署のポンプ自動車に試乗し設備を使って火の用心を呼び掛けたり、積載品を見学したりした。