レアル・ソシエダのオラベFDが今季終了後に退任…2022年夏の久保建英獲得など近年成功収めるクラブを支える
レアル・ソシエダのフットボールディレクターであるロベルト・オラベ氏が今シーズン終了後に退任する。 2019-20シーズンのコパ・デル・レイ制覇、2シーズン前のラ・リーガ4位フィニッシュなど、近年安定した戦いを続けるレアル・ソシエダ。しかし、今シーズン終了後にクラブに大きな変化が訪れそうだ。 2018年3月からレアル・ソシエダのフットボールディレクターを務めてきたオラベ氏だが、2026年夏までの現行契約を全うすることなく、シーズン終了後の2025年6月末に退任することが決定。クラブは、13日に同氏の退任と後任としてスカウト部門のトップであるエリック・ブレトス氏の就任を発表した。 オラベ氏は、これまで6年半以上にわたってレアル・ソシエダの強化に尽力。2022年夏にはレアル・マドリーから久保建英を獲得し、2019年にドルトムントから獲得して3年後に高額な移籍金で売却することに成功したアレクサンデル・イサクの取引など、クラブにとって重要な仕事に取り組んできた。 なお、オベラ氏の今後は現段階で不透明。過去にレアル・マドリーやアストン・ヴィラからの関心も報じられてきた同氏に対しては、エドゥ氏が退任したアーセナルが招聘に関心を寄せると伝えられている。