【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト3> <1>ハーバーライト(京都11RユニコーンS・15時35分発走) 出走16頭のうち、マルチャレアルとハーバーライトは京都ダートで2戦2勝だが、それぞれの父の京都ダート1900メートルの産駒成績を見ると傾向がはっきりする。14年以降、ハーバーライトの父ドレフォンの産駒は【4・2・3・8】で複勝率52・9%。対するマルチャレアルの父リアルインパクトの産駒は【0・0・1・5】で連対すらない。マルチャレアルは京都ダート1800メートルで2戦2勝だが、100メートルの延長が大きな壁になりそうだ。 今回、ドレフォン産駒はハーバーライト以外に関東馬のミッキーファイトも出走する。同産駒の関東馬は14年以降、京都ダート1900メートルには1頭が参戦して11着。同じく京都ダート1800メートルにも1頭が出走して9着と、サンプルは少ないが若干の相性の悪さを感じずにはいられない。関西馬のハーバーライトを推す。 <2>チルカーノ(京都9R矢車賞・14時25分発走) 過去10年の矢車賞を見ると、ハービンジャー産駒が【3・0・1・3】と好成績を残している。阪神開催だった22年に1勝、3着1回があるが、京都開催でも2勝と好相性だ。 そのハービンジャー産駒チルカーノの母アロマティコも12年に矢車賞を勝ち、のちにG1の秋華賞とエリザベス女王杯でも3着と京都コースへの適性が高かった。“矢車賞血統”と言っても過言ではない良血牝馬が、2勝目を挙げる。 <3>ヘデントール(東京11R青葉賞・15時45分発走) 過去10年の青葉賞でルーラーシップ産駒は種牡馬別2位の2勝。その複勝率42・9%は、産駒が5頭以上出走した種牡馬で1位だ。 一方、東京芝2400メートルに範囲を広げると、過去10年で18勝を挙げているものの、勝利数は種牡馬別5位タイ。複勝率も32・7%と数値を落とす。 つまり、3歳春のダービートライアル・青葉賞が特別に、ルーラーシップ産駒が力を発揮しやすい一戦だといえる。 そのルーラー産駒ヘデントールは、母コルコバードも3歳春の同時期に行われたスイートピーSで0秒1差の3着に好走した実績がある。この時期、このレースでこそ狙いたい1頭だ。 【先週土曜の結果】 <1>シャドウフューリー 東京10R湘南S 2着(2番人気) <2>チュウワハート 京都10R観月橋S 7着(2番人気) <3>デシエルト 東京11RオアシスS 5着(2番人気) ◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。