電子機器トータルソリューション展開幕 438社が出展、5万人の来場見込む
電子機器産業における最新の技術、製品、サービスなどが集結する展示会「電子機器トータルソリューション展2024」が12日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。会期は14日まで。出展は438社、会期中で約5万人の来場を見込む。 【関連写真】にぎわう会場(写真は「JISSO PROTEC」) 同展は電子回路関連の専門展示会「JPCA Show」(主催=日本電子回路工業会〈JPCA〉)や実装プロセス技術総合展「JISSO PROTEC」(主催=日本ロボット工業会〈JARA〉)などを中心に10展示会で構成されている。 開会式では、主催者を代表してJPCAの小林俊文会長が「自動化、ロボット化、EV(電気自動車)化に必要な先進技術など、日本の強みが生かせる市場の動向は見逃せない。半導体を支えるパッケージやマザーボードといった部品はこの業界の出番。展示会場には製造装置、検査装置、実装機などがあふれている。国内のエレクトロニクス産業がさらに一歩前に進む、そういう展示会になってほしい」と期待を述べた。
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