3連休初日は大気の状態が不安定 大雨に要注意 予報士解説 鹿児島
南日本放送
あす2日からの3連休・初日は荒れた天気となりそうです。台風21号の影響で、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方は大気の状態が非常に不安定となり、大雨となるおそれがあります。気象予報士の解説です。 台風21号は、きのう31日、台湾を横断して勢力を弱めました。きょう1日午後3時ごろは東シナ海を北寄りに進んでいます。この後の進路を見ますと、1日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わり、あす2日九州の西に進む予想です。 台風の影響で奄美地方は風が強まっています。1日午後4時半過ぎの奄美市の様子です。木の葉が風で大きく揺れています。奄美市名瀬では1日、最大瞬間風速16.6メートルを記録しました。 午後3時頃の龍郷町の様子です。海は波が高くなり、白波が押し寄せています。2日にかけて県内各地うねりを伴った高波に注意をしてください。 1日午後9時からの雨と風の予想は、台風から変わる低気圧と前線の通過に伴い、2日は薩摩、大隅、種子島・屋久島地方で雨が強まるおそれがあります。また、2日、日中にかけて風もやや強くなりそうです。 雨の量の予想では、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方の多いところでは、2日は1時間に40ミリから50ミリ、2日夕方までの24時間には100ミリから150ミリで土砂災害などに注意をしてください。 三連休の天気は、2日、3日鹿児島市ではおはら祭が行われます。夜まつりの行われる頃、2日は雨はやむ見込みです。3日は晴れる所が多く、4日もお出かけ日和となるでしょう。
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