テイラー・スウィフト、「But Daddy I Love Him」の由来が過去のインタビュー映像から明らかに
テイラー・スウィフトは、長期戦で絶対的な強さを発揮する。その最新の証拠は彼女の最新アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』からファン人気の高い曲のひとつ「But Daddy I Love Him」だ。 当初、この曲のタイトルは、1989年のディズニー・アニメーション映画『リトル・マーメイド』の主人公アリエルがエリック王子が暮らす人間界に行くために自身の声を犠牲にする際のセリフに由来していると思われていた。だが、どうやら現在34歳のテイラーが生まれた年に公開されたこの映画が、インスピレーション源ではなかったようだ。 ファンによって発掘されたPopsugarで公開された2008年の映像の中で、当時19歳だったテイラーは、両親の気に食わない男性と交際していたことが明らかになった後、父スコットと口論になったことを語っている。「この曲は、私がティーンの時に唯一起こした壮絶な癇癪の直後に書きました。その時、“でもパパ、彼を愛してる!”というようなことを叫んだのを覚えています。その場を飛び出して、自分の部屋に向かってからドアをバタンと閉めて、床に座ってこの曲を書きました」と彼女は説明している。 テイラーがこの映像で言及していた曲は、2008年の2枚目のスタジオ・アルバム『フィアレス』に収録されている「Love Story」だった。現在ヨーロッパで開催中の【The Eras Tour】では、「But Daddy I Love Him」が新たにセットリストに追加されている。