勢力図の最下位は「アルピーヌF1」とハース小松礼雄代表...ルノーPUからメルセデスへスイッチの噂が出るほど苦境
苦戦するアルピーヌをいつまでルノーがサポートするのか、疑問が投げかけられている。 開幕戦バーレーンGPでは、アルピーヌF1の2024年型マシンの厳しい現実が明らかになった。開幕戦の後、ハースの小松礼雄チーム代表は勢力図について「上位4チーム、アストンマーティン、それ以外、そしてアルピーヌだ」と『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』に語った。 ●【2024F1世界選手権ポイントランキング】F1開幕戦バーレーンGP終了後 ■アルピーヌF1、メルセデスへのスイッチの噂も ルノーエンジンは他にどこも使用していないため、コストがかさみ、すべてのライバルから1周あたり0.5秒もの遅れをとっていると考えられている。表向きはルノーのワークスチームであるアルピーヌだが、メルセデスのカスタマーPUに切り替える可能性さえ噂されていた。 「その後、ルノーエンジンがなければ、プロジェクトもエンストンのシャシー工場もなくなることを説明しなければならなかった」とチームボスのブルーノ・ファミンは『Auto Bild(アウト・ビルト)』に語っている。