【プレビュー】アジア4連覇へ。ヤングなでしこは北朝鮮とのリベンジマッチとなる決勝に挑む! | AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン2024
【サッカー女子日本代表・プレビュー】U-20女子日本代表(ヤングなでしこ)は16日、AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン2024の決勝で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と対決する。 ●【動画】ヤングなでしこ、美しいパスワークで豪州を翻弄!最後はFW土方麻椰が狙い澄ましたコントロールショット!
全8カ国が参加しているAFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン2024。同大会は、今年コロンビアで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップの予選を兼ねており、上位4カ国に出場権が与えられるが、すでに決勝に勝ち進んでいるヤングなでしこは、ワールドカップの出場権獲得という一つ目のミッションは果たしている。 だが、アジア最多の6度の優勝経験がある日本としては、2015年から3連覇中の同大会で、アジア最強の称号を守り続けなければいけないというプライドがある。その大きなミッションに挑戦するヤングなでしこは、4連覇を果たせるのか注目だ。 ヤングなでしこは、ここまでの4試合で17得点と圧倒的な得点力を示してきた。グループステージ初戦のベトナム戦では、日本の10番を背負い、アメリカのノースカロライナ・カレッジに所属するFW松窪真心が前半だけでハットトリックの活躍で3点のリードを奪うと、後半には7ゴールを加え、最終的には10-0という圧勝。第2戦目でも中国に対し、日テレ・東京ヴェルディベレーザのFW土方麻椰の2試合連続ゴールなどで勝ち切って、早々にグループステージ突破を決めた。 だが、迎えた第3戦目の北朝鮮戦は、無得点と攻撃陣が不発。前半に喫した先制点を覆すことができず、今大会初黒星と悔しい敗戦を喫している。 2位通過のグループステージを経て、準決勝のオーストラリア代表戦では、10番の松窪がメンバー外となった中で、セレッソ大阪ヤンマーレディースに在籍するDF米田博美のゴールで先制した後に、一時はカウンターからの失点でオーストラリアに同点にされたが、セレッソ大阪ヤンマーレディースのDF白垣うのの得点で再び勝ち越すと、最終的にはオウンゴールも含む5発を沈め、攻撃の勢いを取り戻す形で決勝の舞台へ駒を進めた。 決勝の相手は、グループステージで苦い思いを味合わされた北朝鮮。リベンジに燃えるヤングなでしこは、今大会唯一敗れた相手に雪辱を果たし、アジア最強の称号を手にすることができるか。注目の決勝戦は16日、日本時間の22時にキックオフを迎える。