歴代貫首が着用した袈裟「七条」など 成田山新勝寺の華やかな美術品一堂に
チバテレ(千葉テレビ放送)
毎年多くの初詣客で賑わう成田山で、新勝寺などが所蔵する貴重な美術品を集めた特別展が開かれています。 成田山書道美術館で開かれている新春特別展では、大本山成田山新勝寺で保管されている書画や工芸約60点が展示されています。 なかでも源氏物語で有名な10の場面が描かれた金の屏風は、寺に要人を迎え入れるため江戸時代から飾られていたものとみられ、平安のみやびを感じさせます。 また、新勝寺の釈迦堂建立と同時に作られ、約150年にわたり参拝客を見守って来た風神雷神図や、文様がつながるよう丁寧に織られ、寺の最高位である歴代の貫首が着用した袈裟「七条」など、成田山ならではの貴重なコレクションが並んでいます。 この特別展は、2月16日まで開催される予定です。 成田山書道美術館 谷本真里 学芸員 「基本的には成田山の外で宝物を公開する機会がないので、成田山で初詣とともに脈々と伝えられてきた美術品をここで愛でていただきたい」
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