クラーク記念国際に初の切符 選抜高校野球で「3元号勝利」目指す
第94回選抜高校野球大会の選考委員会が28日、開かれ、クラーク記念国際(北海道)の初出場が決まった。 【第94回選抜高校野球】喜ぶセンバツ出場校の球児ら クラーク記念国際は広域通信制高校の野球部として創部3年目に2016年夏の甲子園に出場し、初戦敗退。昨秋の北海道大会で頂点に立ち、春の切符を手にした。主将の白取は「甲子園での初勝利を目指そうとチーム全員で意思統一している。1勝を持ち帰りたい」と語った。 創部時からチームを指揮する佐々木監督は駒大岩見沢(14年3月閉校)の監督や部長として1983年のセンバツを皮切りに春夏の甲子園に計12回出場し、昭和、平成で通算9勝を挙げた。令和での「3元号勝利」の懸かる大会に「3日ぐらい前から出場(決定)を今か今かと待ちわびていた。全国に約1万人いるクラークの生徒に春のプレゼントができた。令和のセンバツ初勝利を挙げたい」と意気込んだ。【三沢邦彦】