パ軍キム・ハソンはドジャースに「完璧にフィットするだろう」。韓国のスター内野手が“1年22億円契約”でライバル球団移籍と米大手メディア予想
MLBサンディエゴ・パドレスから今オフFAとなっているキム・ハソンの来季の所属先について、米大手スポーツメディア『Bleacher Report』は現地11月11日配信の記事でドジャースを予想した。 アジア最高級の内野手とも評されるハソンは2023年シーズンに打率.260、17本塁打、68打点、75四球、38盗塁、OPS.749の成績を残し、ゴールドグラブ賞にも輝いた一方、今季は打率.233、OPS.700と成績を落とし、現地8月18日のコロラド・ロッキーズ戦で肩を負傷、シーズン終了後に手術を行なうなど苦しいシーズンとなった。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 同メディアは、ハソンが来季ドジャースと1年1400万ドル(約21億8000万円)の契約を結ぶと予想。「ドジャースはポジションに柔軟性のある選手が好きで、内野の中心にニーズがある。キムは完璧にフィットするだろう」と説明し、さらに契約のメリットを以下のように綴った。 「遊撃手、二塁、三塁で優れたプレイヤーであることを証明している。彼は四球で出塁でき、盗塁もできる。(手術の影響で欠場する可能性が高い)4月に我慢する余裕のあるチームが、彼と単年契約を結ぶことで非常に幸運になるだろう。来年の冬に彼にクオリファイングオファーを与えることが容易になるかもしれない」 ドジャースはミゲル・ロハスのオプションを行使、ムーキー・ベッツも来季は内野起用されることがブランドン・ゴームズGMから示唆されており、その他にもトミー・エドマンなど、二遊の候補が多くいる一方で、記事にもある通り、ユーティリティプレイヤーが多い。ドジャース以外では、両球団と同じナ・リーグ西地区のライバルであるサンフランシスコ・ジャイアンツも獲得に関心を持っているという。ハソンの去就が同地区の勢力図に影響を及ぼす可能性もある。 構成●THE DIGEST編集部