遠藤航、今冬にフルアム移籍の可能性が浮上か…今季リヴァプールでの出場機会は限定的
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に移籍の可能性が浮上しているようだ。30日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。 現在31歳の遠藤は湘南ベルマーレ、浦和レッズ、シント・トロイデンでプレーした後、2019年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入。翌年夏に完全移籍へ移行すると、2021-22シーズンからはキャプテンを務め、ブンデスリーガで2年連続デュエル勝率1位を記録するなど活躍した。昨年夏にはリヴァプールへ電撃移籍。初年度は公式戦通算43試合に出場し2ゴール1アシストをマークするなど、ユルゲン・クロップ前監督の下で一定の地位を確立した。 在籍2年目の今シーズンもここまで公式戦13試合に出場しているが、今夏に就任したアルネ・スロット監督はオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフをアンカーとして重宝しており、同じポジションを主戦場とする遠藤の序列は低下。スタメン起用はカップ戦の3試合、リーグ戦でのプレータイムは合計56分間と、チームがプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)で首位を快走するなか、出場機会は限定的なものとなっている。 そんな遠藤が間もなく開幕する1月の移籍市場で新天地を求める可能性があるという。報道によると、以前から遠藤の動向を注視し続けているフルアムが、今冬のオファー提示を本格的に検討しているとのこと。リヴァプールに放出の意思があるか否かは現時点で明らかではないが、相応の金額が提示された場合には売却に踏み切る可能性も否定はできないため、フルアムが移籍先の有力候補として浮上していることは間違いないようだ。 就任4年目のマルコ・シウバ監督が率いるフルアムは、プレミアリーグでここまで19試合を消化し7勝8分4敗・勝ち点「29」の8位に位置。チェルシーやニューカッスルに勝利し、リヴァプールとアーセナルとドローゲームを演じるなど、上位勢を相手に粘り強い戦いを見せている。
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