注意点やコツは? 美術専門家に聞く、アートへの良い投資法
オークションハウス以外だと、ディーラーやギャラリーも素晴らしい情報源だとヴィリンジャー。 「特に彼らのほとんどが大きなアートフェアやデザインフェアに出展しているので、たくさんのアートやデザインを一度に鑑賞することができます」 美術館のコレクションやアーティストの本を熟読することも、より深いリサーチや読み物として素晴らしいと彼女は言う。 「ピカソ、ウォーホル、ゴッホ、バスキア、クーンズといった伝説的なアーティストの作品が最も高値で取引されていることに気づくかもしれけれど、コレクションを増やしていく際には、あまり知られていないアーティストの作品も見落とさないように」とモース。さらに、 「新しいアートの世界は、過去のデータが乏しい分、投資家にとってより有利な状況を作り出すことができます。私はこれが最もワクワクするタイプのアート投資だと感じています。なぜなら、参入障壁が比較的低く、高い報酬を得られる可能性があり、新進気鋭のアーティストのキャリアに変化をもたらすことができるからです」
original text : REBECCA R. NORRIS ※この記事は、海外のサイト『Veranda』で掲載されたものの翻訳版です。