ウイスキー造りに挑む老舗蔵元が蒸留所ツアーを開始/福岡県朝倉市
梅野さんは「すべてを知ってもらい、新道蒸溜所のファンを一人でも多くつくりたい」と、ツアーの狙いを語ります。
ツアーの最後には、木樽で熟成中のサンプルを試飲できます。飲み比べると、熟成期間による味の変化、樽によって異なる香りの特性などを感じることができます。車で訪れた人には、持ち帰り用のセットを用意しています。 ツアーは事前予約制(1回10人まで)で、火曜と金曜の13時から行います。参加費は大人1人5000円(税込み)で、中学生~20歳未満は1000円、小学生以下は無料です。
ショップでも楽しい時間
敷地内にあるコンセプトショップ「SHINDO LAB STAND」もおすすめです。「国菊あまざけ」など篠崎を代表する商品のほか、日本酒をブレンドしたソーセージなどを販売。お酒にまつわる情報も発信しています。
店内では、樽に取り付けたガラスシリンダーでウイスキーを瓶詰めするハンドフィル体験もできます。1本1万1000円(500ミリ・リットル)で、自分の手で樽から詰めた”特別なボトル”を持ち帰れます。 ハンドフィル体験は、ショップの営業時間(10~16時、水曜と木曜は定休)に受け付けています。樽のウイスキーは時期によってブレンドが変わり、「SHINDO LAB」の公式インスタグラムで紹介しています。
読売新聞