東岐波のかかしコンテスト 小谷君と郷土誌研が1位【宇部】
東岐波地区のふるさと運動実行委員会(長尾信雄会長)、コミュニティー推進協議会(林豊廣会長)が主催する「かかしコンテスト」の審査会は6日、東岐波ふれあいセンターで行われた。国道190号沿いのフェンスに並んだ17点から、子どもの部は小谷海凪斗君(東岐波小4年)、一般の部は東岐波郷土誌研究会が1位に輝いた。 出品内訳は子どもの部6点、一般の部11点。今年はパリ五輪出場選手やテレビ番組の人気キャラクターなど、オリジナリティー豊かでユーモラスな表情の作品が寄せられた。 同協議会の赤川和恵副会長ら5人が審査員を務め、表現力、芸術性など4項目で評価。住民による人気投票の約500票の得点も加味して入賞作を選んだ。 小谷君が家族と共に作ったのは「ウッディ」。映画「トイ・ストーリー」に登場する保安官がモデルで、全長2㍍近い大作だ。郷土誌研の「『ハイー』やすこです」は、地元出身のお笑い芸人やすこが迷彩服を着て「宇部ふるさと大使」のたすきをかけたかかし。赤川副会長は「郷土の人気者をタイムリーに取り上げ、出来映えも見事だった」と感想を述べた。 子どもの部のかかしは、7日から東岐波小の学習田に立てられ、子どもたちが大切に育てた稲を守る。一般の部のかかしは21日からの「秋の全国交通安全運動」のPRに一役買う予定。