対向の乗用車と接触、酒酔い自転車容疑で44歳の男逮捕
酒に酔った状態で自転車を運転したとして、兵庫県警伊丹署は26日、伊丹市に住む派遣社員の男(44)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで逮捕した。県警交通指導課によると、統計がある2004年以降、自転車の酒酔い運転容疑での逮捕は県内で初めて。 発表によると、男は25日午後6時15分頃、同市車塚の市道で、酒に酔い、アルコールの影響で正常な運転ができない状態で自転車を運転した疑い。容疑を認めているという。
同署によると、男の自転車が対向してきた乗用車と接触。署員が駆けつけたところ、男が缶チューハイを持っていたといい、呼気から基準値(1リットル中0.15ミリ・グラム)を超える0.45ミリ・グラムのアルコール分が検出された。 悪質な自転車運転による事故が増えており、自転車での酒気帯び運転に罰則を新設した改正道交法が今月1日に施行されている。