山を歩いてお金を稼ぐ?命の危険と隣り合わせ?70キロの荷物を背負う“歩荷”とは?「山のAmazonという感じだ」
■歩荷の給料は?人数は?続けられる原動力は?
歩荷の給料は、背負った重さと歩いた距離で変動する。平均重量70キロ、平均距離6キロだと月平均で約20万円だという。この現状に、萩原氏は「家族がいて、子どもも2人いるので、歩荷の給料だけでは養っていけない」と明かし、歩荷以外にも「養蜂やYouTubeなどをやっている」。 歩荷の人数については「尾瀬だったら6人。全国だったら歩荷を生業としている人はいないと思う」と話す。 続けられる原動力については「歩荷はライフスタイルの一部。今、10年目になるが、この仕事が自分の生業、プロだと思ってやっている」と語った。 さらに萩原氏は、歩荷について「保険もない。自分たちがけがをしたらゼロになる」が、どんなに重い荷物を依頼されても「断る理由がない。いらない物を届けても仕方がない。山のAmazonという感じだ」と述べた。(『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部