ドジャースがロッテ佐々木朗希の今オフ獲得計画を立てる…「GMの誰もがド軍以外に選択肢がないことを知っている」…米報道
ドジャースが今オフに千葉ロッテの佐々木朗希(22)と契約する計画を立てているという衝撃ニュースを「USAトゥディ」が31日(日本時間1日)に伝えた。敏腕記者で知られるボブ・ナイチンゲール記者が「複数の球団GMがそう考えている」と報じたもの。今回の契約更改で揉めた佐々木は、今オフのポスティングによるメジャー挑戦を希望していると見られているが、果たして本当に来年ドジャースのローテーを大谷翔平(29)、山本由伸(25)、佐々木の“世界一”侍ジャパンのトリオが独占することになるのだろうか。 【リスト】センバツで見つけた12人にドラフト候補
衝撃のニュースだ。精度の高いスクープ記事を書くことで知られるナイチンゲール記者が「USAトゥデイ」に定期的に載せている「ノート」という情報記事の中で、千葉ロッテの佐々木が今オフにドジャースと契約する計画が立てられていることを明かした。 同記者は、大谷や山本らを補強したスター軍団のドジャースが「これ以上スター選手と契約できないと思われている矢先、世界最高の投手の一人である佐々木と契約する計画を立てていると複数の球団GMが考えている」との情報を伝えた。 あるGMは、「すべてのチームが彼を獲得したがっている。しかし、ドジャース以外に選択肢がないことを私たち全員が知っている」とUSAトゥデイの取材に答えたという。 同記事では、佐々木がNPBで史上最年少の完全試合を達成したことや、プロ3年間の通算成績を紹介した上で「彼はできるだけ早くメジャーリーグで投げたいと明言しており、シーズン終了後にポスティング申請が行われる可能性もある」と続けた。 佐々木は、今回の契約更改で越年した。長引いた理由は、今オフのメジャー挑戦を巡って球団との協議がまとまらなかったとされている。最終的にその確約を勝ち取ったかどうかは不明だが、契約更改後の会見で、佐々木は、「将来的には行きたい気持ちはありますし、ここまで球団とコミュニケーションを取ってきたので、まずは、そこ(今オフを含めた早期のポスティング移籍)に少しでも近づけるように今シーズンプレーするしかないかなと思っています」との意向を明かしている。 ただ今オフにメジャー挑戦する場合は、16歳以上25歳未満でプロ経験が6年に満たない選手がマイナー契約しか結べない「25歳ルール」に引っかかり、最低でも1億ドル(約150億円)とされる巨大な契約は締結できない。 ナイチンゲール記者は「大谷翔平、山本由伸、佐々木、ウォーカー・ビューラー、ボビー・ミラー、ダスティン・メイのローテーションを想像できますか」という言葉で記事をまとめた。来年は大谷も、二刀流を復活させる予定で、そこに佐々木が加われば、ドジャースのローテーションはまさにメジャー最強の布陣となるだろう。 佐々木は31日の日ハム戦に今季初先発。5回95球を投げ6安打7奪三振1失点の内容だったが勝利投手にはなれなかった。
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