怪物の来季にジャッジ「幸運を祈っている」 揺れる胸中…WS敗退でヤ軍が抱える“問題”
ソトの来季にジャッジ「ピンストライプを長いこと着てくれることを祈っている」
【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク) ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地でドジャースとのワールドシリーズ第5戦を戦い、6-7で敗れた。シリーズ1勝4敗となり、2009年以来、15年ぶりの世界一とはならなかった。“キャプテン”のアーロン・ジャッジ外野手はフアン・ソト外野手が最終試合になる可能性について「ノー。(そのことは)あまり考えていない」と言及するにとどめた。 【映像】“チラ見”で落球 ジャッジ、あり得ないミスに米嘆き ワールドシリーズ中に26歳の誕生日を迎えたソトは、2018年に19歳の若さでメジャーデビュー。翌2019年には打率.282、34本塁打、110打点の成績を収め、世界一に貢献した。2022年途中にパドレスへ移籍し、今季はヤンキースと3100万ドル(約47億2200万円)で契約に合意し、年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約45億7000万円)を抜き、史上最高額となっていた。 今季は打率.288、自己最多となる41本塁打、109打点、OPS.989の好成績をマーク。ポストシーズンでも猛打を見せつけ、ワールドシリーズ第2戦では山本由伸投手から一発を叩き込んだ。 ジャッジはソトについて「彼と一緒に毎日プレーできたことは楽しかった。彼は努力家だ。打率.320でも、試合後にケージで打っている姿を何回も見た。無安打に終れば、早めに球場入りをして練習をしていた」と練習姿勢を絶賛した。 移籍などの決断については「彼や彼の家族がどう決断しようが、幸運を祈っているし、正しい選択を下すだろう。彼を獲得できて、間違いなく私たちは幸運だった。今後も一緒にプレーし続ければ最高だ。間違いなく彼はスペシャルな選手だ」とたたえた。 さらに、ジャッジは「ここにいる全員が、戻ってくれることを祈っている。成績やフィールドで成し遂げてきた以外のことをみても、このクラブハウスで彼(ソト)はリーダーだし、人々が気が付かないような小さいことも多くやってくれる選手だ。だから、彼は球界最高の1人なんだ。今シーズン、彼の打席やアプローチを最前列から見れて楽しかったよ。ピンストライプ(のユニホーム)を長いこと着てくれることを祈っている」とメッセージを送った。
Full-Count編集部