80代女性がSNS型投資詐欺で2000万円被害 著名ジャーナリスト名乗る架空の投資話で
警視庁池袋署は20日、東京都豊島区に住む80代の女性が交流サイト(SNS)を通じ、著名なジャーナリストを名乗る人物から架空の投資話を持ちかけられ、現金計2千万円をだまし取られたと発表した。同署は著名人に成りすます「SNS型投資詐欺」とみて捜査している。 【イラストでみる】「自分は大丈夫」は危険 変化する詐欺の手口 同署によると、女性は昨年11月、ジャーナリストを名乗る人物からLINE(ライン)で突然メッセージを受け取り、暗号資産の投資を持ちかけられ、海外投資会社の投資管理アプリをダウンロードした。 その後、指定口座に入金すれば確実に利益が出るなどの虚偽情報を伝えられ、12月8日~18日、10回計1千万円を振り込んだという。さらに、今年1月中旬から2月下旬に、女性の家を訪問してきた人物に2回計1千万円を渡したという。 女性が「ダウンロードしたアプリが消えて、投資の経過情報が見れなくなった」と弁護士に相談し詐欺が発覚した。