お金を預けている銀行の金利が0.001%と聞きました。つまり100万円預けたら毎年「1000円」増えるってこと?
過去には普通預金の金利が0.1%の時代もあった
現在の金利は普通預金なら0.002%、定期預金なら0.3%などで設定されていますが、過去にはもっと高い金利の時代もありました。金融庁によると、平成9年のときの預金金利は普通預金が0.1%、300万円未満を5年預ける定期預金だと0.86%です。 もし当時の金利で考えると、普通預金で100万円を預けると単利の場合で毎年1000円が利子として増えます。普通預金で10年預けるだけでも1万円増えるので、普通預金の利子で少額ではありますが貯蓄を増やすことも不可能ではありませんでした。
金利0.001%で100万円を預けると利子は10円
金利0.001%で100万円を預けると利子は10円のため、利子による貯蓄形成にはあまり向いていません。銀行の預金には、種類によってさまざまな金利が設定されています。金利としては、普通預金よりも定期預金の方が高く設定されている銀行が多いため、利子である程度の貯蓄を形成したい方は預金の種類を間違えないようにしましょう。 また、利子の計算は、単利か複利かで異なります。長く預ける予定で少しでも多く利子を受け取りたい方は、複利の預金を選びましょう。 出典 金融庁 預金金利の推移 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部