楳図かずお 88歳 新作となる連作絵画を制作中 作品の一部を展覧会で展示
漫画家の楳図かずおさん(88)が、新作となる“連作絵画”を制作中であることが2日に発表されました。 【画像】楳図かずお さらなる飛躍を誓う「きっといつか運命的な大波がくる」
■新作タイトルは『JAVA 洞窟の女王』
今回、楳図さんが制作している新作のタイトルは『JAVA 洞窟の女王』で、楳図さんの27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』と同じく“連作絵画”という形式をとっています。
■すでに一点を展示
作品の発表方法などは未定となっていますが、制作中の連作絵画のうち一点がすでに、現在開催中の『楳図かずお大美術展-マンガと芸術の大転換点-』(金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA)で、展示されています。作品とともに、掲示されているストーリーキャプションには、『恐ろしい事に右手の手首がありませんでした。女は声のない声で言いました。「ついて来るように。」』という物語が記載されています。