【red_oneのDIYレストア】鉄フレームの錆を落として再生してみた
カウルステーは比較的綺麗な気もしましたが、接合部などの塗装剥げと錆は気になるため、グラインダーブラシで研磨。 複雑な形状の奥まった箇所の錆びはサンドブラストで除去。洗浄後、艶消し黒の「ガンコート」塗装を行いました。よく考えたら、この部品はあまり高熱にはならないので、ウレタン塗装を行ったほうが良かったかもしれません。
最大の部品であるフレームの錆び取り研磨
リアシートフレームまでが溶接で一体化されているCBR1000F(SC21)の鉄フレームは、複雑な形状の大きなものでした。水がたまりやすいスイングアーム基部周辺の錆びは一見ひどく見えたのですが実際はさほど深くはなく、そのまま使用できると判断。再生に挑戦していくことにしました。 作業は週末を中心に行っているため、仕上がるまでかなりの時間がかかることが想定されました。錆が再発生しないような進め方を考えないといけなかったため、まずは実験的にフロント部分のブラスト、研磨、洗浄、サフ吹きを先行して行い、かかった作業時間を確認、改めて作業計画を立てて残りの部分の作業を行っています。 フレームの研磨にあたっては比較的大きな面もありましたので、グラインダーカップブラシ以外にも、塗装はがしディスクやナイロンディスクなども使用しました。当初は全体をサンドブラストしようと考えたのですが、丸いパイプをサンドブラストしようとするとメディアが正面からあたる箇所が少なくて効率が悪く、当たったメディアが放射線状に飛び散るため回収に時間が非常にかかることが判明したからです。 役割分担的には、グラインダーで届くところを各種ディスクやブラシで研磨、どうしてもリーチできない箇所をカーポートに吊るしたシートの中でサンドブラストしていくことにしました。 この没入型?サンドブラストは全身にメディアを浴びるため、性能の高い防塵マスクと防塵眼鏡、クリーンルームなどで使用する不織布つなぎを着て作業をしています。 作業効率を考えて進めた結果、何とか2日間で錆取りと研磨は完了させることができました。