絵馬や万華鏡作りを体験 「正月文化」で家族連れら交流 尾鷲
【尾鷲】尾鷲市向井の県立熊野古道センターは2、3の両日、絵馬作りなど日本の正月文化を学ぶ「お正月体験教室」を開いている。多くの家族連れらが訪れ、住民との交流を楽しんでいる。 2日は体験学習室で絵馬作りや万華鏡作りがあった。絵馬作りでは参加者らが幅15センチの尾鷲ヒノキの板に、今年の巳年にちなんだ蛇の絵を思い思いにペンで描き、今年の抱負などを記した。 万華鏡作りでは子どもらが保護者と協力し、紙筒に好きな絵柄の千代紙を巻いた後、ビーズ類と三角柱に折った反射板を入れた。キャップで閉じて完成し、穴をのぞいて出来栄えを確認した。 京都市から家族4人で訪れた小学4年の西川貴一朗さん(9つ)は「難しかったけど、思った通りの万華鏡が作れた。中をのぞくとキラキラ光っていて面白い」と話した。 3日は交流棟大ホールで紙飛行機作り体験がある。先着順で200円。小ホールでは餅つき大会も実施する。ついた餅はその場で食べられる。なくなり次第終了。無料。