【日本代表】再任の大岩剛監督 28年ロス五輪に意欲「パリ五輪の活動の経験を生かしながら」
2028年ロサンゼルス五輪を目指すサッカー男子日本代表を率いる大岩剛監督(52)が13日、都内で就任会見を行った。 パリ五輪はメダルに届かず、8強で敗退したが、手腕を評価されての再任。夏の大舞台では、最大3人のオーバーエージ(OA)選手を選出せず、MF久保建英(レアル・ソシエダード)、GK鈴木彩艶(パルマ)らU―23世代の主力も招集できなかった。 大岩監督は「この年代の重要性、育成年代の代表との関わり、A代表に向けての選手育成という部分では、パリ五輪を経て、より重要であると認識している。その責任が大きいということも含めて、しっかりとパリ五輪の活動の経験を生かしながら、次のロス五輪に向かっていきたい。日本サッカー界にとっての大きな一歩、一助になれるように頑張りたい」と抱負を語った。 ロス五輪でも指揮を執れば、2大会連続は史上初。続投の経緯について指揮官は「パリ五輪が終わって、協会との振り返り、成果と課題、そういうものの話し合いをしていくなかで早い段階で続投のオファーをいただいた。私自身を評価をしてくださるJのクラブを含め、しっかりと自分のなかで整理しながら、今回の続投のオファーを受けるという決断をしました。私の経験を生かせるのであれば、ぜひやらせていただきたい気持ちだった」と説明した。 会見に同席した山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「五輪は条件が非常に難しい中で、これ以上の経験値があって、さらに先を目指せる監督はいない」と高く評価。ロス五輪では60年ぶりのメダル獲得を目指す。
東スポWEB