ばらずしからちりめんまで京都・丹後名産ずらり にぎわう見本市「地元でも知らない商品に出合えた」
京都府の丹後地域の地場産品を集めた見本市「丹後のええもん うまいもん」が、京都府与謝野町の野田川わーくぱるであった。郷土料理のばらずしや海産物を使ったせんべい、丹後ちりめんを使ったふくさなどが並び、来場者が気に入った商品を手に取っていた。 丹後地域地場産業振興センターが毎年催し、26回目。丹後ブランド認定商品を扱う地元の18事業所のほか、青森県や愛媛県の事業所も出店した。 会場内には、京丹後市産の小豆を使用したぜんざいのクレープや琴引の塩などを販売するブースが並んだ。各ブースでは店員が食材の特徴や製品の魅力をアピールした。来場者は試食を楽しみながら、次々と商品を買い求めた。「全国地場産品交流フェア」と題して今治タオルや青森県産りんごなどを販売するコーナーもあった。 同町の女性(74)は「地元でも知らなかった商品に出合えて、新しい発見があった」と笑顔を見せた。