仕事のご褒美にしたい「至福のクルーズ旅」の数々 南国から南極まで、グルメと景色を堪能する旅
■秋の味覚を訪ねるクルーズと12月デビューの新船 商船三井クルーズのにっぽん丸(22472総トン、全長166.6m、乗客定員449名)は、小型船の強みを生かし、小さな港にも行ける多彩なコースが魅力。また「食のにっぽん丸」と呼ばれるほど料理に定評がある。 10月25~29日神戸発着にっぽん丸の味覚クルーズ(272,000円~)は、中津、牛深(天草)、宮崎に寄港し、九州の秋の味覚を訪ねて回る旅。大分の鱧、熊本の栗、宮崎の宮崎牛を船内で楽しみ、食をテーマにした寄港地観光ツアーも用意。また、加藤登紀子さんの船上コンサートも予定している。
そして、12月1日、いよいよ同社から新しい客船MITSUI OCEAN FUJI(32477総トン、全長198.15m、乗客定員458名)がデビューする。全室スイートで浴槽付き。シェフ厳選の料理が楽しみなメインダイニング、粋なプールサイドレストラン&バーなど食もバラエティ豊か。 初クルーズは12月1日~7日横浜、別府、韓国の釜山、下関、東京(506,000円~)。12月29~1月8日のニューイヤークルーズは横浜、韓国の済州島、釜山、長崎、別府、広島、横浜(888,000円~)を計画している。
■国際社会を味わう外国客船で行く南の島めぐり 外国客船の日本発着クルーズの魅力は、国際感覚あふれる船旅を身近に体験できること。また、同じ会社の船はシステムなどが似ているので、日本発着を経験しておけば海外発着クルーズも一段と乗りやすくなる。 MSCクルーズの客船MSCべリッシマ(171598総トン、全長315m、乗客定員5655名)は11月末から来年1月まで那覇発着で南の島を巡るクルーズを多数運航する。那覇、石垣島、台湾の基隆、宮古島、那覇の4泊コースは12月14日発・1月3日発ともに64,500円~と乗船料金も手ごろ。
温暖な島々は、避寒旅行にもぴったり。巨大客船の内部には、目も眩むようなスワロフスキーの階段、LEDドーム、複数の大劇場、複数のプール、カジノなど、浮かぶ娯楽の殿堂のようだ。キッズ専用エリアもあり子供連れにも最適。日本語の船内新聞やメニューなど日本語のサポートもあるので安心感も高い。 ところで、社名のMSCとはMediterranean Shipping Companyが基になっており、同社のオペレーションの本拠地はイタリアのナポリ。つまり、地中海クルーズはお手の物で、多数運航している。