米30年物住宅ローン金利は7.18%、3月以来の低下-借り換え申請増加
(ブルームバーグ): 米国の住宅ローン金利は3月下旬以来の低下となった。住宅購入者に若干の安心感が与えられ、購入や借り換えの申請が押し上げられた。
全米抵当貸付銀行協会(MBA)が8日発表したデータによると、30年物固定住宅ローンの契約金利は3日終了週に11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、7.18%となった。前週までは4週連続で上昇していた。
借り入れコスト低下を受け、購入と借り換えを含めた全体の住宅ローン申請指数は2.6%上昇。借り換え申請の指数は4.5%上昇した。
MBAの調査は1990年から毎週実施されており、モーゲージ・バンカーや商業銀行などが回答。全米の住宅ローン申請件数の75%余りをカバーしている。
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原題:US 30-Year Mortgage Rate Falls for First Time Since March(抜粋)
--取材協力:Robert Jameson.
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Michael Sasso