WEST.小瀧望、9・28開幕の主演ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」で死神役に挑戦 「役者冥利に尽きます!」
人気グループ、WEST.の小瀧望(27)が9月28日に東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕するミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」(10月20日まで)に主演し、死神役に挑むことが21日、分かった。 同作は1920年代の北イタリアを舞台に、死神が休暇を取り、人間界に現れるというファンタジーを通し、愛と死を繊細に描く物語。 伊劇作家、アルバート・カゼッラの戯曲「La morte in vacanza」をもとに、米作家のウォルター・フェリスが29年に「Death Takes A Holiday」として英語で戯曲化。34年に映画化され、98年にはブラッド・ピット(60)主演「ミート・ジョー・ブラック」(邦題ジョー・ブラックをよろしく)としてリメークされた。 舞台は2011年6月にオフ・ブロードウェイで初演、17年1月にオフ・ウエストエンドで再演。日本では23年に宝塚歌劇団の月組で上演し、話題になった。宝塚版に続き、今作も生田大和さんが演出を手掛ける。 死神を演じる小瀧は「まさか人間ではない役を演じることになるとは」と胸中を吐露。ブラピのリメーク版が好きだったといい「同じ役に挑めるプレッシャーを感じつつも興奮しています」と難役に力こぶ。21年には舞台「エレファント・マン」での演技が評価され、「読売演劇大賞」で杉村春子賞を受賞しているだけに「ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます! 頑張りたい」と熱演を誓った。 また、ヒロイン役はダブルキャストで女優、山下リオ(31)と元宝塚歌劇団月組トップ娘役の美園さくらが担当。美園は退団後初の舞台出演になる。 大阪公演は11月5~16日に梅田芸術劇場で上演される。