エルトン・ジョンの視力著しく低下、自身のミュージカル観られず
【AFP=時事】2023年にツアー活動から引退を表明した英歌手のエルトン・ジョン(77)は1日、夏に患った眼の感染症から視力が著しく低下したため、自身が手掛けたミュージカル「プラダを着た悪魔」を観ることができなかったことを明らかにした。 【写真】ファンは「活力の源」 エルトン・ジョン、最後のツアー終了 英ロンドンで1日夜に行われたミュージカルのチャリティーガラ公演の会場に登場したジョンは「ご存じのとおり、私は視力を失いました。プレビュー公演の多くに参加することができませんでした」と観客に語った。 それでも「見ることは難しいが、聞くのは大好き。今夜は素晴らしかった」と楽曲を担当したミュージカルについて感想を述べた。 ジョンは9月、感染症により「片方の目にわずかな視力しか残っていない」とインスタグラムに投稿。 「回復しているが非常にゆっくりだ。視力が戻るまでには時間がかかるだろう」と述べていた。 また、先月出演した米ABCニュースでは、感染症により右目が失明し「左目もあまり良くない」と明らかにした。 1日のチャリティーガラ公演には、ファッション界の重鎮、アナ・ウィンター氏とドナテラ・ヴェルサーチ氏も出席していた。【翻訳編集】 AFPBB News