能登半島地震を受け、国土交通省が行った病院などの水道管の緊急点検で、静岡県内での耐震化はわずか10パーセントと判明しました。
1月の能登半島地震では石川県など広い範囲で、最大14万戸の断水が発生し、解消までに長い時間がかかりました。
これを受けて国交省は、災害時に重要施設となる全国の避難所や病院などの水道管を緊急点検。その結果、上水道、下水道とも耐震化されているのは全国15パーセント、静岡県は10パーセントにとどまっていることが分かりました。
国交省は自治体と共に水道管の耐震化を進めていく方針です。