【陸上】早大・山口智規 1部5000mで涙の日本人2位 「日本人には勝ちたかった」 関東インカレ
◇陸上・関東学生対校選手権最終日(2024年5月12日 国立競技場) 男子1部の5000メートル決勝で山口智規(早大3年)が13分50秒12で4位に終わった。 最後のスプリント勝負に敗れ「最低(でも)入賞で、日本人トップを狙いたかった」と涙を流しながら語った。この日に向けては「とにかくチームのために走ろうと思っていたが、4月から全然上手くいかなかった」と吐露。「日本人には勝ちたかった」と悔しさをにじませた。 昨年11月の上尾ハーフマラソンで1時間1分16秒を出し、大迫傑(現ナイキ)が持つ早大記録を更新した。1月の箱根駅伝でも好調を維持し、8人抜きの爆走で2区4位。2月の日本選手権クロスカントリーでは大学の先輩である井川龍人(旭化成)とのデットヒートを制し、優勝した。 日本人2位という悔しい結果に終わった関東インカレ。今後については「何をやったらいいか分からない状態なので、ちょっと休みたいと思う」と力なく話した。