モデル・岩堀せりと音楽「ライブでストレス発散とエネルギーチャージ!音楽は私にとってなくてはならない大切なもの」
女性ファッション誌『ViVi』のモデルとしてデビューし、その後、『GLAMOROUS』『otona MUSE』など、幾多の雑誌の表紙を飾り、モデルのトップを走り続ける岩堀せりさん。かっこよくて唯一無二のそのスタイルは多くの女性の永遠の憧れ♡ また、夫であるGLAYのTAKUROさんとの結婚生活も19年目を迎え、家族4人でロサンゼルスに住み始めてはや5年。L.A.と東京のデュアルライフを満喫中です。 今回のテーマは音楽。好きなものにとことんハマる性格もあって、小学生の頃から好きなアーティストの推し活をしていたせりさん。音楽とともに成長し、歩んできたせりさんの音楽遍歴や過去最高のライブなどのお話を伺います。 岩堀せりとモデルの仕事「子育てもひと段落。これからは忙しいお母さんでありたいし、求められる限りずっと働いていたい」
家族のみんながライブが大好き! 音楽は私にとってなくてはならないもの
「まずは、私の音楽遍歴からお伝えすると……最初にハマったのはオフコース。両親がいつも車で聴いていたのがきっかけです。小学校3年ぐらいの頃、すべての曲を英語で歌ったアルバム『Back Streets of Tokyo』を聴きながらいつも一人で踊ってました。中学生くらいまでは聴く音楽は5歳上のお姉ちゃんや3歳上のお兄ちゃんの影響が大きく、お姉ちゃんが好きな曲をまとめたカセットテープを車で一緒に聴いたりしていましたね。 アーティストとして最初に好きになったのはX (JAPAN)だったと思います。中学1年生の頃、お兄ちゃんの部屋で『UNFINISHED』を聴いて“何この英語の曲!?”と衝撃を受けた。そこからしばらくXしか聴かないくらいドハマリ。そのあとは、B'zにもハマったな~。 それまでは日本人アーティストの歌う英語の曲は好きで聴いてましたが、洋楽デビューは15歳の時。初めてHMVに行き、洋楽のCDを3枚買ったのを覚えています。Naughty by NatureとSade、あと一枚はジャケ買いでアーティストの名前は忘れちゃったけど、初めて触れた洋楽はかっこよくて擦り切れるまで聴いていましたね。同時期に夢中になったのがZOO 。このあたりからファンクラブにも入って、ライブにも行くようになりました。好きなものにはどっぷりハマるタイプなんです。ZOOは解散するまでずっと好きで、そのあとは洋楽をメインに聴くようになりました。 16~19歳の頃はヒップホップやR&Bなどのクラブミュージックも聴いていたし、メロコアもロック、J -POPも大好きで、いろいろ幅広く聴くタイプでした。CDもたくさん買っていたな~。ジャンルを問わず自分の好きな曲を集めて、マイカセットテープを作ってみたりね。アーティストだとBON JOVIがほんとうに好きだった。高校生の頃からはライブにも積極的に行くようになって、BON JOVIにHi-STANDARD、BRAHMANなどに行きましたね。この頃からアーティストの生の演奏に触れられるライブが大好き。コアバンドの時はモッシュもするくらい、全力で楽しんでました(笑)。J-POPだと安室(奈美恵)ちゃんとか、流行っていたのもあってGLAYも聴いてましたね。GLAYの曲だと当時、自分で買ったCDが『Winter, again』。シングルの縦長の8cmCDケースだったんですよ。懐かしいですね。 自分では意識してないんですけど、暗い曲ばかり好きな傾向があります。TAKUROくんに言わせると、『せりはマイナーキーしか好きじゃないんだね』とのこと。幅広いジャンルを聴いている割に、実は音楽の趣味が偏ってるタイプなのかも。振り返れば、10代、20代は『私、音楽がないと生きていけない』とかいう自分に酔ったタイプでしたね(笑)。今思えば『いやいや、生きていけるだろう』と思うけど、そんな風に思わせてくれる音楽はやっぱりすごい、といまだに感じています」