【速報】“保護司”の男性殺害などの罪で男を起訴 鑑定留置で「刑事責任能力」問えると判断 滋賀
5月に滋賀県大津市の住宅で保護司を務めていた男性を殺害したとして逮捕されていた男について、大津地検が18日、殺人と公務執行妨害、銃刀法違反の罪で起訴しました。 起訴状によりますと、飯塚紘平被告(35)は今年5月、保護観察担当の保護司を務めていた会社経営者の新庄博志さん(当時60)と面接中に、ナイフや斧で首や胸を複数回刺すなどして殺害したとされています。 飯塚被告は、2018年に起こしたコンビニでの強盗事件で執行猶予の付いた判決を受けていて、保護観察の期間中で、新庄さんは飯塚被告の保護司として社会復帰を支援し、殺害されたとみられる日も面談が行われる予定でした。 SNS上には、滋賀県在住を名乗る飯塚被告とみられる人物が、「保護って言葉は要注意ワード」「全然保護しない」など、保護司に対する不満や殺害をほのめかすなど、複数の投稿が見つかっていました。 一方、飯塚被告は逮捕後の警察の調べに対し、「私はやっていませんし、何も話したくありません」と容疑を否認。 飯塚被告に対しては、先週まで、刑事責任能力を調べるための鑑定留置が行われていましたが、検察は、刑事責任を問うにあたり、飯塚被告の精神状態に問題はないと判断したとみられます。