リヴァプール新指揮官の最有力候補にアルネ・スロットが急浮上…現在フェイエノールトで上田綺世を指導
リヴァプールの新指揮官の最有力候補にフェイエノールトのアルネ・スロット監督が急浮上したようだ。イギリス『BBC』などが伝えている。 2015年秋にリヴァプールの指揮官に就任して以降、チャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝など数々のトロフィーにチームを導いたユルゲン・クロップ監督。しかし、1月に同指揮官は9シーズン目となる今シーズン終了後にクラブから退任することを発表した。 これを受け、リヴァプールはクロップ監督の後任探しに着手。元所属選手で現在レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督やスポルティングCPのルベン・アモリム監督の名前も挙がっているが、前者は残留を発表し、後者は現在ウェストハム・ユナイテッドと交渉中であると伝えられており、マージ―サイドのクラブに向かう可能性は低いと予想されている。 そんな中、ここに来てフェイエノールトを指揮するスロット監督がリヴァプールの新指揮官候補に急浮上。依然としてクラブは決断を下してはいないものの、攻撃的なフットボールを得意とすることや若手の育成に定評があることなど、クラブが求める基準に合う候補者であるようだ。 2020年12月にAZアルクマールから解任されたスロット監督は、2021年夏からフェイエノールトを指揮。昨シーズンにはクラブにエールディヴィジ優勝をもたらし、上田綺世を獲得した今シーズンもKNVBカップ制覇を成し遂げ、リーグ戦で2位に位置するなど、その手腕は高く評価されており、以前にはトッテナムなどからの関心も届いていた。