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奈良県下北山村の国道で起きた土砂崩れは、26日にも土砂の撤去作業が続いています。 12月23日の夜、下北山村の国道169号沿いの斜面が高さ40メートル、幅2、30メートルにわたって崩れました。 【画像を見る】土砂崩れ現場…斜面で作業をする人の姿も 軽乗用車1台から男性（53）が救助されましたが、他に少なくとも車1台が埋まっているとみられ、警察によりますと、この道を通ったとみられる和歌山県内に住む70代の男性と連絡が取れていないということです。 奈良県によりますと、今年5月にも同じ場所で雨による崩落が起きていて、今年10月から復旧工事が始まる予定でした。 しかし、入札の契約手続きで県側に事務的なミスがあり、工事の開始が来年1月までずれ込んでいたということです。 現場では26日午前7時から無人運転の重機を使った土砂の撤去作業が行われています。 26日正午をめどに救助隊がこちらに到着するということで、取り残された車の救助再開に向け何らかの動きがあったものとみられます。 消防は斜面の土砂を取り除く作業が終わり次第、早ければ午後にも取り残された車の救助活動を再開させたいとしています。