国民・玉木代表「事が事だけに…」想定問答手に謝罪会見に臨んだと認める PR会社作成は否定
元グラビアアイドルの女性との「不倫報道」の事実関係を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、国会内で開いた定例会見で、あらためて今回の問題を陳謝した。 11日に事実関係を認めた記者会見を開いた際、「想定問答集」のようなペーパーを見ながら話している様子を一部メディアに撮られたが、玉木氏は党所属の議員が書いたという想定問答を用意して会見に臨んでいたことを認めた。 「FLASH」のウェブ記事が、元グラドルで、玉木氏の地元・香川の「高松市観光大使」を務めるタレント小泉みゆき(39)との「密会」を報道。玉木氏は「おおむね事実です」と報道内容を認め、妻に「こんな大事な時に何をやっているのか、と強く叱責(しっせき)された」と明かしている。 想定問答について「(先週)金曜日に初めて質問状をいただき、家族と向き合っていろんな話をする中、家族の意向もあり相手方もいらっしゃるので、慎重に言葉を選んで話す必要があった」とした上で「政策ではあまり想定問答は作らないが、事が事だけに、自分だけではなく党全体にかかわる。客観的な目で見てもらうため、党内の議員の力を借りて、週末、かなり打ち合わせをして会見に臨んだのは事実だ」と述べた。 PR会社に作成を依頼したのではないかとの問いには「何度も加筆、修正をして自分の言葉を伝えようとしたもので、PR会社に言わされたというのはまったく事実に反する。私の思いと言葉を慎重に、家族や相手方に十分配慮しながら、間違った言葉を使わないように紙を用意した」と反論。 「隠すつもりもないし、手には持っていたが、読んではいない。私にとってはある意味(スキャンダル対応は)初めての経験ですし、間違ったことや思いとは違うことを伝えてしまわないよう、十分に準備をして臨んだ会見だったことはご理解をいただきたい」と求めた。