DeNA育成3位・金渕(八戸工大一高)「世界から注目される投手に」 仮契約交渉臨む
10月のプロ野球ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから育成3位指名を受けた八戸工業大学第一高校3年の金渕光希投手(18)=青森県六戸町出身、身長183センチ、体重87キロ、左投げ左打ち=が23日、八戸市の八戸グランドホテルで球団との仮契約交渉に臨み、支度金300万円、年俸340万円(金額は推定)で合意した。背番号は未定。 仮契約交渉には、球団側から長谷川竜也スカウト部長と河野亮、吉見祐治の両スカウトが出席した。仮契約後、父真人さん(46)と母渚さん(44)、八工大一の長谷川菊雄監督(47)らが見守る中で記者会見が行われ、金渕は「日本を代表し、世界から注目される投手になれるよう頑張っていく」と決意。年俸などの使い道について問われると、「支えてくれた方々への恩返しのために使いたい」と顔をほころばせた。 球団によると、金渕は12月7日に本契約を結び、横浜市内で入団発表を行う。