子どもが通っている学校で「インフルエンザ」が大流行…。ワクチン接種したいけれど、費用相場はいくら?助成金が出ることもある?
空気が乾燥する季節には、インフルエンザが流行しやすく、学校も例外ではありません。そのため、流行する前に、早めにインフルエンザのワクチン接種を受けたいところです。 しかし、インフルエンザのワクチン接種にかかる費用が、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、子どものインフルエンザワクチンの接種にかかる費用と助成制度について、解説します。
インフルエンザのワクチン接種にかかる費用は?
一般的に、インフルエンザのワクチン接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されません。そのため、自己負担でインフルエンザのワクチン接種を受けることになります。 なお、子どもは効果を高めるために、インフルエンザのワクチン接種を2回受けることが推奨されています。 またインフルエンザのワクチン接種の費用は、お住まいの地域にある医療機関によって異なります。子どものインフルエンザワクチン接種にかかる費用の相場は、下記の通りです。 ・13歳以上の子どもの場合:約3250円 ・13歳未満の子どもの場合:約6250円 ※2回接種した場合の金額
インフルエンザのワクチン接種で助成金の対象になる条件
前述した通り、インフルエンザのワクチン接種にかかる費用は、子どもの年齢や医療機関によって異なります。 また医療機関や地域によっては、子どものインフルエンザワクチンの接種費用を負担してくれる場合があります。 例えば千葉県市川市では、インフルエンザワクチンの接種日時点で市川市に住民登録のある、生後6ヶ月から小学校6年生の子どもを対象に、インフルエンザのワクチン接種1回あたり1500円を上限として、2回分の助成金が支給されます。 また東京都目黒区においては、インフルエンザワクチンの接種日に区内に在住する、生後6ヶ月から中学校3年生までの子どもを対象に、インフルエンザワクチン接種1回あたり1000円の助成金が適用されます。 なお助成制度を受ける場合は、あらかじめ助成制度によるインフルエンザワクチンの接種を希望することを医療機関に伝えて、予約が必要な場合があります。またインフルエンザワクチンの接種日は、子どもの健康保険証や医療証、母子手帳などを持参する必要がある場合もあるため、確認しておきましょう。 お住まいの自治体において助成金制度が利用できる場合は、積極的に利用することで、費用の負担を軽減できます。