【MLB】 ブリュワーズがメッツに逆王手 20歳チョーリオが2本の同点弾 運命の第3戦は明日
ワイルドカードシリーズ第2戦【メッツ3-5ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間10月3日、メッツが1勝0敗と王手をかけて迎えたワイルドカードシリーズ第2戦は、中地区覇者ブリュワーズが意地を見せる展開に。2対3とビハインドで迎えた8回、ブリュワーズは20歳のチョーリオがこの試合2本目となるソロ本塁打を放ち同点、さらにギャレット・ミッチェルも勝ち越し2ランを放ち、5対3と勝ち越した。そのまま勝利したブリュワーズはシリーズを1勝1敗のタイに戻した。メッツとブリュワーズのワイルドカードシリーズ第3戦は明日行われる。 【動画】ブリュワーズ・チョーリオが同点本塁打! ブリュワーズがフランキー・モンタス、メッツがショーン・マナエアと元同僚対決の両先発で始まった試合は、初回から動いた。初回一死1・2塁のチャンスから、メッツは4番ブランドン・ニモのライト前へのタイムリーで先制。しかし、直後にブリュワーズは1番ジャクソン・チョーリオの本塁打で同点に追いついた。弱冠20歳のチョーリオは、プレーオフで本塁打を放った選手で史上5番目に若い選手となった。 同点に追いつかれたメッツだったが、2回にすぐさま反撃。一死1・3塁から9番フランシスコ・アルバレスがセンター前にタイムリー、そして1番フランシスコ・リンドーアが犠牲フライを放ち、3対1と勝ち越しに成功する。メッツ先発のマナエアは5回に犠牲フライから1点を失ったものの、5回2失点4奪三振無四球と安定したパフォーマンスを披露。マナエアの後を受けたブルペン陣も1点差を守り続けていたが、8回、4番手フィル・メイトンがチョーリオに今日2本目となる同点ソロ本塁打を浴びてしまう。チョーリオはこの本塁打でプレーオフでマルチ本塁打を放った史上2番目に若い選手(最も若かったのは1996年のブレーブスに所属していたアンドリュー・ジョーンズ)となり、ブリュワーズの選手としても初の快挙を達成した。 ブリュワーズはチョーリオの同点弾に留まらず、その後も二死1塁から代走から途中出場していた5番ギャレット・ミッチェルが勝ち越し2ラン本塁打を放つ。5対3とリードを手にしたブリュワーズは、9回にメジャー屈指の守護神デビン・ウィリアムズを投入。ウィリアムズは三者凡退で試合を締めくくり、ブリュワーズが5対3で勝利を手にした。勝利したブリュワーズはプレーオフの連敗が6でストップ。メッツとブリュワーズのワイルドカードシリーズの決着は、明日の第3戦に委ねられた。