秋の瑞鳳殿を16日からライトアップ 仙台・伊達政宗公の霊廟、30日まで
仙台藩祖伊達政宗の霊廟(れいびょう)「瑞鳳殿」(仙台市青葉区)の境内が16~30日、ライトアップされる。漆黒と黄金が印象的な桃山様式の建築物と紅葉や竹林などを幻想的に照らし出す。紅葉は例年より遅く、見頃は27~29日ごろの見込みという。 白色の発光ダイオード(LED)照明や水銀灯で本殿や涅槃(ねはん)門を照らし、約200基のあんどんを参道や拝殿前の石段に並べる。拝殿では、伊達家の家紋や瑞鳳殿の四季折々の風景をスライドで上映する。 点灯は各日午後3時半に始まり、平日は4時50分(最終入館は4時半)まで、土日祝日は7時(6時半)まで観覧できる。16、30の両日は、市の観光PR集団「伊達武将隊」が演舞を披露する。 期間中の土日祝日(計5日間)は、市の循環観光バス「るーぷる仙台」が午後4時半~7時に30分間隔で特別運行される。瑞鳳殿を含む計7カ所を1周約35分で回る。仙台城跡や大崎八幡宮方面は通らない。 観覧料は大人570円、高校生410円、小中学生210円。連絡先は瑞鳳殿022(262)6250。
河北新報