日本気象協会サイト「tenki.jp」サイバー攻撃で閲覧不能、大雪予報の中SNSに不安の声
日本気象協会は9日、同協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」が、サイバー攻撃によって閲覧できなくなっていることを明かした。 「【お詫び】」と題したお知らせをホームページに掲載。閲覧できなくなっているのはこの日午前7時1分ごろからといい、原因を「DDoS攻撃によるネットワーク輻輳」とし、対策を講じているとしている。復旧見込みについては「現在確認中です」と記し、「大変ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と記載した。 「tenki.jp」の公式X(旧ツイッター)も「【お知らせ】」として「現在システムトラブルによりサイトへアクセスができない事象が発生しております。復旧次第改めてご連絡いたします。この度はご迷惑をおかけし、申し訳ございません」と投稿。その後の投稿で「現在発生しておりますシステムトラブルについて、外部攻撃が原因であることがわかりました。現在、復旧に向けて対応しております」と記し、外部攻撃が理由であることを明かしている。 9日から10日にかけては、今季最強の寒波の影響で、日本海側を中心に警報級の大雪となる可能性の予報が出ている。そんなタイミングでの出来事だけに、SNSには「この大雪警報になるかもしれないタイミングでtenki.jpがサイバー攻撃の被害に」「早く復旧して、予報が見たい」「最新の予報が見られず困る」「警報発令の気象状況で情報を封鎖させるなんてテロに該当するだろう 頑張れ日本気象協会!」「命に関わるところに入ってきたな」「何を狙っているのやら」など、不安のコメントが多く寄せられている。