【速報】大阪府「高校授業料」の完全無償化 京都「京都西山高校」兵庫「武庫川女子大附属」「百合学院」全日制3校が新たに参加意向 吉村知事「最初の一歩とすれば大きな前進」
大阪府が進めている高校授業料の完全無償化について、兵庫県の全日制の私立高校2校と京都府の全日制の高校1校について、制度へ参加する方針であると大阪府の吉村知事が表明しました。 大阪府が目指す所得制限のない高校授業料の完全無償化。この制度は、大阪府在住であれば来年度・高校3年となる生徒から授業料が無料となり、府外の私立高校に通っていても、その高校が制度に参加していれば対象となります。 この制度では生徒1人当たりの年間の授業料が63万円までは国や大阪府からの公費で負担する一方で、63万円を超えた部分は学校が負担する仕組みです。 21日に大阪府の吉村知事は全日制で京都府の「京都西山高校」、兵庫県の「武庫川女子大学附属高校」、「百合学院高校」が新たに制度へ参加する意向を示していると発表しました。 これまでに、大阪の私立高校など131校に加え、奈良の全日制の私立高校2校と和歌山の私立高校など12校(全日制・通信制など)が制度に参加することを明らかにしていました。
吉村知事「最初の一歩とすれば僕は大きな前進」
21日に大阪府の吉村知事は府外の全日制高校13校が参加する意向を示していることについて、次のように話していました。 (大阪府・吉村知事) 「最初の一歩とすれば僕は大きな前進だと思う。元々は0からのスタートでした」「今回が終わりではなくこれからがスタートになるので、じっくりと制度の趣旨や理念を理解してもらえれば参加校は増えていくと思います」