『Hyper Light Drifter』開発元が完全新規で手がけるディストピアSFアクションゲーム『Possessor(s)』を発表。異次元の災害でバラバラとなった都市を巡り、人間ドラマと災害の裏に隠された秘密を読み解こう
海外パブリッシャー(販売元)のDevolver Digitalは、『Hyper Light』シリーズで知られるインディーゲームスタジオ・Heart Machineが新規で手がけるディストピアSFアクションゲーム『Possessor(s)』を発表した。本作は2025年にPC(Steam)でリリースされる予定だ。 『Possessor(s)』画像・動画ギャラリー 本発表は日本時間6月8日(土)のオンラインイベント「Devolver Direct 2024: Volvy’s 15th Birthday Party」で披露されたもの。なお、同日の別イベントでは、Heart Machineが手がける『Hyper Light』シリーズ最新作の3DアクションRPG『Hyper Light Breaker』も発表されている。 『Possessor(s)』は、異次元の災害によって廃墟の水族館や倒壊した摩天楼などの建物が不規則につながった巨大都市を舞台に、宿主となった主人公「ルカ」と、ルカに憑依したやる気のない相棒「レーム」の旅を描くディストピアSF作品である。 Steamニュースの告知トピックによると、本作は『INSIDE』や『Signalis』、『Control』などのゲーム、海外ドラマ『セヴェランス』、小説『サザーン・リーチ』シリーズ、および映画『アナイアレイション -全滅領域-』などの作品から影響を受けているという。 また、本作では登場人物たちの人間関係に焦点を当てたストーリー要素や、対戦アクションゲームのジャンルから影響を受けたゲームプレイも特徴。グラップリングフックのような能力を移動と敵の引き寄せに使ったり、コンボや曲芸のような動きで躍動感のある戦闘を楽しんだりできるようだ。 『Possessor(s)』は2025年の発売に向けて開発中。執筆時点で言語対応は英語のみとなっているが、日本からのウィッシュリスト登録の増加にともなって対応する可能性もあるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。
電ファミニコゲーマー:ヨシムネ
【関連記事】
- 1日20クリックで拠点を守るタワーディフェンスゲーム『clickyland』が配信開始。限られたクリック数で素材を集め、建物を直し、敵も殴る
- 『機動戦士ガンダムSEED』を振り返る番組「アニメが問う戦争と未来 ガンダムSEEDの20年」が3月25日夜10時45分より放送。監督である福田己津央氏や田中理恵さん、西川貴教さんも出演
- 宇宙船で発生する不可解な事件に迫っていく新作SFアドベンチャー『アルタイル号の殺人』の配信時期が4月に決定。なんと主人公は本作の舞台である宇宙船「アルタイル号」のAI
- 人気漫画『ねこに転生したおじさん』のアパレルグッズがしまむらにて4月13日に発売決定。プンちゃんやてぷちゃんが描かれた猫耳フード付きパーカー、Tシャツなど。発売日同日にオンラインストアでも予約可能
- ボディビルディング協力サバイバルホラー『Manly Mines』が7月~9月にリリース予定。筋トレ姿やゴリラが出てくる新トレーラーを公開